梅毒は、スピロヘータ・パリダという細菌による性感染症です。
発疹の色が楊梅(ヤマモモ)の花の色に似ているため、この名がつきました。
とあるアニメでも有名になりましたが、花柳界で恐れられた病気のひとつです。
梅毒が治療できるようになったのは約80年ほど前で、一時は撲滅かと思われたのですが、2011年以来増加し始め、近年では若い世代の代表的な感染症に戻ってしまいました。
特に、
・陰部、手、身体に痛みのない発疹が出た
・発疹が出たがしばらく放置していたら消えた
・ヘルペスと思い抗ウイルス薬を飲んだが治らない潰瘍が陰部にある
このような症状がある方は要注意です。
また、他の感染症にかかった際も、ぜひ調べておくのが望ましいと思います。
採血で診断でき、治療は抗生物質の投与です。治しきるまでしっかり投薬し、陰性確認の採血が必要です。
ご心配な方、検査ご希望の方はこちらからご予約下さい。