婦人科gynecology

避妊(ピル、アフターピル、IUS)

避妊相談

避妊相談

望まない妊娠を避けるためには、自分に合った避妊方法を知り、正しく使用することが大切です。

当院では、低用量ピル(OC)、プロゲスチン単剤の経口避妊薬(スリンダ)、緊急避妊薬、IUS(子宮内システム)などについてご相談いただけます。

年齢、血圧、喫煙の有無、片頭痛、これまでにかかった病気、月経の状態などを確認し、その方に合った方法をご提案します。

どの避妊方法が自分に合っているかわかりません。

年齢、月経症状、既往歴、出産歴、血圧、喫煙の有無、片頭痛やその他の持病の有無などによって、適した避妊方法は異なります。

診察時にご希望を伺いながら、低用量ピル、スリンダ、IUSなどから適した方法をご相談します。

ピルやIUSを使えば、コンドームは不要ですか?

妊娠を防ぐ目的ではピルやIUSは非常に有効ですが、性感染症を予防することはできません。

性感染症の予防にはコンドームの使用が必要です。

緊急避妊ピル(モーニングアフターピル)

コンドームが破れた・外れた、避妊をしなかったなど、妊娠の可能性が心配な性交があった場合に、妊娠の成立を防ぐ目的で使用する薬です。

緊急避妊薬は、性交後できるだけ早く服用することが重要です。

当院で扱っているノボノルゲストレル錠は妊娠予防効果が高く、吐き気・嘔吐などの副作用が非常に少ない、血栓症のリスクが極めて少ない、1回の服用ですむという特徴があります。

レボノルゲストレルによる緊急避妊は、一般に性交後72時間以内の服用が基本ですが、時間が経過していても自己判断であきらめず、早めにご相談ください。日本産科婦人科学会も2025年に緊急避妊法の指針を改訂しています。

金額:9,350円(税込)

避妊に失敗しました。いつまでに受診すればよいですか?

緊急避妊は、できるだけ早く対応することが重要です。

性交からの時間が経過していても、まずは早めにご相談ください。

緊急避妊薬を飲めば、必ず妊娠を防げますか?

緊急避妊薬を服用しても、妊娠を100%防げるわけではありません。

服用後に予定どおり月経が来ない場合などは、妊娠検査が必要になることがあります。

低用量ピル(OC)

低用量ピルは、エストロゲンとプロゲスチンという2種類の女性ホルモンを含む経口避妊薬です。毎日1錠を同じ時間に内服することで排卵を抑え、高い避妊効果を得ることができます。

避妊効果に加えて、月経痛の軽減、月経量の減少、PMS改善、月経周期を整えるなどの効果も期待できます。

 一方、エストロゲンを含むため、年齢、喫煙、高血圧、肥満、片頭痛、血栓症の既往などによっては使用できない場合があります。

 特に重要な副作用の一つが静脈血栓塞栓症です。頻度は高くありませんが、服用前に問診や血圧測定を行い、安全に使用できるか確認します。

服用開始後に、強い胸痛、息苦しさ、片脚の強い痛みや腫れ、突然の激しい頭痛、視覚異常などが出た場合には、速やかな受診が必要です。

当院で扱っている低容量ピル
当院で扱っている低容量ピル
  1. 一相性:マーベロン錠 1シート 3,300円(税込)
  2. 一相性:ファボワール錠(マーベロンジェネリック) 1シート 2,750円(税込)
  3. 三相性:トリキュラー錠 1シート 3,300円(税込)
  4. 三相性:ラベルフィーユ錠(トリキュラージェネリック) 1シート 2,750円(税込)
  5. ミニピル:スリンダ錠 1シート 4,400円(税込)
Q. 何歳まで低用量ピルを飲めますか?

A. 年齢だけで一律に決まるものではありませんが、40代では慎重なリスク管理が必要です。
血圧、喫煙の有無、片頭痛、血栓症のリスクなどを確認し、その方ごとに使用可能か判断します。

Q. 片頭痛があります。ピルを飲めますか?

A. 片頭痛の種類によって判断が異なります。
特に、視界がチカチカするなどの前兆を伴う片頭痛がある場合は、エストロゲンを含む低用量ピルは使用できません。
片頭痛がある方は、診察時に必ずお知らせください。

Q. 血栓症とはどんな病気ですか?

A. 血栓症とは、血液が血管の中で固まってしまい、血管が詰まってしまう病気です。
血栓によって血管が詰まると、各部位や臓器に酸素や栄養が行き届かなくなり、機能障害が発生したり、各組織の壊死が引き起こされたりします。低用量ピルを服用していない女性の血栓症発症のリスクは1万人あたり1〜5人であるのに対し、低用量ピル服用女性では3〜9人と報告されています。
一方、妊娠中の血栓症発生リスクは1万人に約10人、分娩後3か月では約50人と報告されており、妊娠中や分娩後に比較するとピルのリスクはかなり低いことがわかっています。

Q. スリンダと普通の低用量ピルは何が違いますか?

A. スリンダはエストロゲンを含まず、プロゲスチンのみを含む経口避妊薬です。
一般的な低用量ピルとは、使用できる方や副作用、出血パターンなどが異なります。

Q. ピルは飲んだり飲まなかったりして良いのですか?

A. 低用量ピルの1周期(4週間)あるいはそれ以上の休薬期間をおき、再度内服を開始すると、使用開始後数ヶ月間の静脈血栓症の高い発症リスクを再びもたらすので、中断しないほうがよいといわれています。飲んだり飲まなかったりはかえってよくない、ということです。

IUS(子宮内避妊器具)

IUS(子宮内避妊器具)

IUSは、子宮の中に小さな器具を装着し、レボノルゲストレルという黄体ホルモンを子宮内で少量ずつ放出する方法です。黄体ホルモンによる内膜萎縮作用により、避妊や月経量減少効果・月経痛緩和効果があります。

一度装着すると、最長5年間避妊効果が持続します。

IUSは国内で避妊のほか、過多月経・月経困難症にも使用されています。
子宮内で主に作用するため、全身へのホルモン作用は少ないです。
装着後しばらくは不正出血がみられることがあり、まれに脱出などが起こることもあります。出産経験の有無や子宮の状態などを確認し、使用できるかどうかを判断します。
IUSは、月経困難症や過多月経の治療目的では保険適用となる場合があります。
避妊目的の場合は自費診療となります。

避妊目的:55,000円(税込)

広尾 まきレディスクリニック

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